かかるお金はしっかり負担
同居を始めた直後に私は庭で転んで左膝を痛め、要支援2の認定を受けてデイサービスに週2回通っています。それをのぞけば幸い大病もせず、老眼鏡なしで新聞も読める、この歳にしては丈夫な健康老人です。
次女夫婦は山の中の別荘地に持ち家があるものの、日常生活が不便なため、町に近い借家に住んでいました。同居するにあたって、私の住居を売却したその代金で、現在の家を購入。名義人の私が固定資産税を納め、さらに月の生活費として次女に6万円渡しています。
この額は、同居を始めるさいに次女から「お母さん、これだけ家に入れてください」と提示されたもの。私の分の確定申告を代わりにやってもらう2月分は、手間賃として1万円多く渡しています。
次女は、「お母さんが死んだら、私が税金を払わなければならないから大変!」と言います。家を残してあげて良いことをしたと思っていたのは、間違いだったのでしょうか。娘はそれほど嬉しくないようです。