当て布+刺しゅう
襟ぐりや袖口などの、擦れやすい部分に開いた穴やほつれを補修するのに適した方法。穴に当て布を重ねてステッチするため、補強にもなります。
当て布は縫い代を折り込まず裁ち切りで使用するため、裁ち端がほつれにくい生地(フェルトなど)がおすすめです
修復に向かないもの/リブ部分などの伸縮する場所
材料と道具
(1)当て布(ほつれにくい素材を用意)
(2)刺しゅう針
(3)まち針
(4)刺しゅう糸(色や太さは好みに合わせて選ぶ。今回は一般的な25番刺しゅう糸を3本取りで使用)
手順
(1)当て布を穴よりふた回り大きなサイズでカットする。
(2)表が外側になるように、当て布を半分に折り、穴の部分をはさんでまち針でとめる
(3)刺しゅう糸から細い糸を3本引き出し、針に通して糸端を玉結びする。当て布の裏の目立たないところから針を刺し、表に出す。
(4)ランダムにストレートステッチを刺す
(5)全体にステッチを施し、当て布がしっかりととまったら、目立たないところで玉どめして完成