イラスト:大塚砂織

オランダ発のライフスタイル「ニクセン」

「いつも予定が詰まっていて、心身が休まらない」「ちょっとの空き時間にもスマホを見てしまう」という現代人は多い。忙しい毎日を送るうちに心や体に不調をきたし、「燃え尽き症候群」になってしまう人もいる。

そんななか注目を集めているのが、オランダ発のライフスタイル「Niksen(ニクセン)」。オランダ語で「何もしない」ことを意味する動詞で、窓の外を眺めてボーッとしたり、のんびりリラックスしたりすることを指し、セラピー法にもなっている。

仕事の合間などに取り入れることで、脳内に幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌され、自律神経が整い、ストレス解消につながるそうだ。