[特集]
家事は、
もうひと工夫でラクになる
●注目記事●
〈70代からでも変われます〉
「男子厨房に入らず」なんていつまで言ってるつもり?
小林まさる×中村メイコ
小林 いや〜、テレビで観てきた方に会える日がくるなんて!
中村 小林さんとは同世代ですけど、私は2歳からテレビに出ていますからね。(笑)
小林 70歳で息子の妻(料理研究家の小林まさみさん)のアシスタントになったことで、テレビに出演したり、自分の料理本を出すことになったり、いろいろあった人生のなかでも、今日は格別嬉しいな。
中村 ふふふ。けっこうなお歳になってから料理の世界に入られたのは、どういう成り行きなのかしら?
小林 もともと料理は、若い頃からよくやっていたんですよ。34歳で結婚して、娘と息子が生まれたけど、3年で離婚。シングルファーザーになってしまったから。
中村 50年前にシングルファーザーは珍しかったでしょう。
小林 でも仕事も忙しい盛りだったし、ひとりで子育てや家事をこなすのは難しくて、結局、元の妻と再婚して。妻は体が弱くて入退院を繰り返していたから、子どものお弁当作りや料理はオレが担当。結局、オレが57歳の時に妻は亡くなってしまったんだけどね。
中村 いろいろあったのね。(一部抜粋)
[第二特集]
健康のために、少し痩せたい!
●注目記事●
〈このレシピでダイエットに成功〉
「やせおか」のヒットから10年。
リバウンド知らずな私です
柳澤英子
若い頃から太っていた私は、何度もカロリー制限のダイエットに挑戦してきました。いったんは痩せられるのですが、結局リバウンドで元に戻ってしまう……。失敗を繰り返し、年齢とともに代謝が落ちて、どんどん痩せにくい体になっていました。
10年前、52歳のときの私の体形は、身長157センチ、体重73キロ。当時は運動もできないほど体が重くて、しんどい毎日でした。それもそのはず、お酒を飲んだ後は、締めのラーメンが当たり前。おやつに、おにぎりやいなりずしを食べる毎日でしたから。今考えると、炭水化物ばかり食べていたんですね。
50代でしたし、もはや「きれいになりたい」より、健康的に生きるために痩せなければという気持ちが強くなり、一念発起。ようやくリバウンドなしのダイエットに成功したのです。スタートから3ヵ月で12キロ痩せ、半年後には19キロ減。約1年で26キロも痩せて、体重は47キロになりました。
10年経った今は、健康的な体重に戻し、52キロ前後をキープ。このくらいの体重が、元気に活動できて、風邪もひかず、仕事にも集中できるベスト体重だと感じています。(一部抜粋)
[読みもの]
〈先が見えない世の中だから〉
吉永小百合×南杏子
理想の最期を迎える日まで
いまを精一杯生きる
吉永 実は私、これまでずっと医師の役をやりたいと思っていたんです。今回の映画『いのちの停車場』で、初めてその夢が叶いました。南先生が素晴らしい原作を書いてくださったおかげです。
南 こちらこそ光栄です。私が頭の中で描いた人物を吉永さんが演じてくださると聞いたときは、感激のあまり倒れそうになりました。
吉永 今回の作品を手掛けた成島出監督と、以前『ふしぎな岬の物語』でご一緒したときも、「ぜひ、ドクターの役を」とお願いしたんです。でも、ピッタリくる原作が見つからず、喫茶店の女主人という役柄に。その後、南先生の『サイレント・ブレス』を拝読し、「素晴らしい! この方が書かれた作品で医師の役をやりたい」と思ったんですよ。
南 本当にありがたいお言葉です。でも、なぜ、医師の役を演じたいと思っておられたのですか?
吉永 私、幼い頃は体が弱くて病気がちで。1歳のときに二度も肺炎にかかって、命の危険にさらされました。でも、そのとき私を診てくれたお医者様が、当時、日本で使えるようになったばかりのペニシリンを投与してくださったおかげで救われたと。小学校に上がってからも、すぐに肺炎になってしまうので「肺炎子」というあだ名がついたほど(笑)。これまでの人生で、医療の現場に携わる方々に大変お世話になってきたので、自分でも、ぜひ医師の役をやってみたかったんです。(一部抜粋)
[グラビア]
〈カラーグラビア&インタビュー〉
竹内涼真
失敗を重ねることで、摑めるもの
あらゆることが変化した2020年から2021年にかけて、撮影の現場も様変わりしました。今年3月、主演を務めたドラマ『君と世界が終わる日に』がクランクアップを迎えたのですが、半年に及ぶ撮影を無事に完走できたことにホッとしましたね。コロナ禍で制約があるなか、スタッフのみなさんの尽力で、僕ら役者陣はのびのびと芝居に打ち込むことができた。素晴らしいチームに巡りあえたことに感謝しています。
走って、闘って、傷だらけになるシーンが多かったのですが、その前に撮影した「太陽は動かない」シリーズもそうでした。けれど、以前から本格的なアクションに挑戦したかった僕としては願ってもない状況。タフな男という役柄に説得力を持たせるため、筋トレと食事で入念に体づくりをして臨みました。
アクション映画で大がかりな撮影をする際、演じる側はちょっと試されている気分になります。ベテランのスタッフたちに「こちらは準備できた。さあ好きにやってくれ!」と言われている気がして(笑)。「太陽〜」の時も命懸けのシーンが何度もあったのですが、あそこまで完璧にセッティングしていただいたら、怖いとか言ってる場合じゃない。やるしかないんですよ。でもそういうギリギリの現場を経験したからこそ、いろいろなことを吸収できたし、自分なりに成長を感じられるところまで行けたのだと思います。(一部抜粋)
他にも、
"園芸王子"のアドバイス
三上真史
花や野菜を育てる極意、教えます
〈「渡鬼」も結婚もそばで見てきた60年〉
追悼 橋田壽賀子さん
こんなに急いでどこへ行っちゃったのよ
石井ふく子
〈もっと自由になっていい〉
秋吉久美子×松井久子
70歳からの大人の恋、ためらいの先にある悦びは
などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!