季節の変わり目にも変化が起きにくい肌に
瀬戸口 私は俳優さんの肌作りもサポートしていますが、メイクのりのいい肌に仕上げるためにも、化粧水を含ませたコットンを使うローションパックは欠かせません。
山本 本当に、ローションパックの効果は絶大。キメがふっくら整って凹凸が目立たなくなるし、毛穴も引き締まるのでプライベートでも仕事でもよくしています。
瀬戸口 一番のメリットは、角層の水分量が増えて肌に厚みが増し、水のレフ板効果で透明感が表れることです。肌に透明感があればシワやシミがまったく気にならなくなります。肌の調子が悪い時は、ローションパックの上からどんどん化粧水を足して使うから、1本(300mL)を1週間で使い切ることも。それでもエステ1回分より安いですから、お得ですよね。水分量=抵抗力なので、季節の変わり目にも変化が起きにくい肌になるのもポイントです。
山本 朝も夜もローションパックをしていますか?
瀬戸口 私は朝晩。夜は肌が日中に受けたダメージで熱を持っているので、水分が蒸発しやすいんです。だからコットンの上からさらに化粧水を足して《漬け》状態で鎮静します。
山本 ちょっと気になるのが、朝、ローションパックをした時はすごく調子が良いのに、時間が経つと水分が蒸発して肌がパサッとした感じになることです。
瀬戸口 昼は乾燥が進んで、凹凸が目立ったり、水分不足でベタついたりするので、ミスト化粧水でこまめに保湿をするといいと思います。水分が入ると肌が軽くなり、マスクによる毛穴の炎症や肌荒れも軽減できますよ。