新津流整理・片付けポイント「置き場所を決めておく」

ペーパーやタオル、洗剤などの消耗品の予備、缶詰や瓶詰などの保存食品、もらったタオルやお皿などの贈答品や景品などは、一人暮らしをしていくうちにだんだんと種類も量も増えて、何が家にあるのか覚えられなくなってしまうものです。

こうしたものはまとめて一か所に置くようにすると、確認しやすくなります。保管場所をまとめて、中身がわかるように印をつけておけば、探す手間も、同じモノを買ってしまうムダも防げます。生活の変化がある時や大掃除の時などに、まずそこから探したり、整理したりしていくと、持ち物の新陳代謝が上手にできておすすめです。

若い人をはじめ、毎日の生活のなかで部屋に散らかりやすいのが、洋服やアクセサリー類ではないでしょうか。

洋服は、吊るすもの畳むもの、それぞれ置き場所をしっかり決めて、ホコリがつかないようにカバーできるものを上に被せます。洋服は意外とホコリがつきやすく、特にセーター類は中に入り込んでしまいます。そのままにしておくと虫に食われてしまうので気をつけてください。

吊るすもの畳むもの、それぞれ置き場所をしっかり決めて(『1か月に1回物を動かせば家はキレイになる』より)

ベルトやネクタイ、マフラーなどは、吊るして保管します。わが家は、ベルトはS字フックを使って吊るしています。引っかけて吊せないタイプのベルトは、百円ショップで売っている、コード類を束ねる丸い洗濯ばさみ型のクリップを使っています。装飾付きのベルトは、ぶつかるとキズがつくので別に保管します。

アクセサリーなどの小物類は、箱に入れるか、ホコリが被らないようにカバーをかけておきます。時計はよく拭いてからケースに入れます。小物類を棚や箱にしまう時は詰め込まず、必ず隙間をあけること。

大きなモノの隣には小さいモノを置くなど、空気の通り道を意識することがポイントです。