カリスマ清掃員・新津春子さんが教える掃除のコツとは?(写真:『1か月に1回物を動かせば家はキレイになる』<ポプラ社>より)
新型コロナウィルス、緊急事態宣言などの影響で、家で過ごす時間が長くなった昨今、家の中が汚くなるのが早いと感じる人が多いのかも。一方、羽田空港が「世界一清潔な空港」 に6年連続で選出された陰の功労者で、その仕事ぶりが『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)や『ラヴィット!』(TBS)などで紹介されているカリスマ清掃員・新津春子(にいつ・はるこ)さん曰く、掃除には予め意識しておいた方がいいポイントやコツがいくつかあるそうで――。

新津流掃除の心構え

家の掃除をすることで一番に望むのは、自分の健康です。

まずは自分のために、自分が住む家の掃除をひととおりできるようにする。自分の手で一つずつ覚えていくことが大切です。それは、大切な人と一緒に暮らす時の準備にもなりますし、友人が家を訪れたり、泊まったりする時にも役立ったり、ほかの人のためにも広げていけるものです。

もちろん、プロの業者に掃除を依頼することもできます。その場合は、スタッフの人が作業する様子をよく見ておいてください。どのように掃除をするのか、その手順や方法、また自分に代わって掃除をしてくれる人の気持ちも理解しておけるといいなと思います。

記事を読んでくださっている人のなかには、掃除について、すでにたくさんの知識を持っている人もいると思います。この後お伝えしていく私なりのやり方を参考に、ご自身の方法にプラスしたり、アレンジしたりしてもらえたら嬉しいです。