有村架純さんが演じるのは…

「めおと漫才を演じていきたい」(有村架純さん)

家康の初恋の相手で、相思相愛の夫婦になる瀬名(築山殿)役を演じるのは、有村架純さん。意外にも大河は初出演となる。

「2017年に朝ドラに出演した時(『ひよっこ』)に、ちょうどスタジオが大河ドラマの方々と隣同士で。直接の交流はなかったですが、一緒に頑張っているという一体感があって。その頃から大河ドラマを意識し始めました。松本さんとは3度目の共演で、最初は兄妹(ドラマ『失恋ショコラティエ』)、2度目は先生と生徒の恋愛(映画『ナラタージュ』)でした。今回は明るく楽しい、めおと漫才を演じていきたいです」

と有村さん。史実では悪女と評されることの多い築山殿だが、今回の大河では、太陽のように明るく、天真爛漫な女性として描かれるという。

「ドラマでは、他の人に追い詰められていくと思うので、瀬名との関係が癒しになると思うんですね。ところが、有る時からはその関係さえも『どうする?どうする?』と悩む状況になる。その両面を楽しんでいただければ」(松本さん)