5)市販薬で不調を上手に軽減
胃の不調を感じたときに頼りになるのが、手軽に入手できる市販薬です。
「食べすぎなどによる食後の胃もたれには、消化を助けるタイプの薬を。また、胸やけや胃のむかつきなどがある場合には、胃酸過多の可能性があるので胃酸の分泌を抑えるタイプの薬を選びましょう」
ただし、服用しても改善が見られなかったり、不調が長引く場合には、病気が隠れている可能性も。そのときは、医師の診断を仰いで。
6)ピロリ菌検査を受けて
「ピロリ菌はふかふかの絨毯のような胃の粘膜を徐々に破壊し、薄くすり切れた状態にしてしまい、胃かいようや胃がんを引き起こします。感染率が高いのは50歳以上。検査で早めに見つけて除菌をすれば、発症リスクを下げられます」
検査には健康保険は適用されませんが、除菌治療には適用されるそう。一度、受けておくと安心です。