震災の時にも役立つ保存食に
干し飯を作ることもある。最近地震があちこちで起きているが、東日本大震災の時も非常食として役立った。温めたフライパンに冷やご飯をうすく伸ばしながら入れる。少しずつ色づいてきたら取り出して、天日に半日くらい干すとできあがり。これを缶に入れて保存しておくのだ。不意の来客時には、これでおこげの炒めご飯を作って出すこともある。
小さい頃から祖母や母に、食べ物は最後まで食べきること、特に米は一粒たりとも捨てるなと教わり、それが当たり前のことと思っていた。テレビ報道などで見かけるが、レストランなどの残飯やコンビニの食品が大量に破棄される話には怒りがこみあげてくる。
食べ物だけではない。身の周りの物を粗末に扱ったり、すぐ捨ててしまうことが多すぎる。昨今の環境破壊の現実を目の当たりにして、もっと自然からの恵みを大切にしなくてはならないと思うこの頃である。