持ち越された伝説

調べると、富士山は頂上でもWi-Fiが飛んでいるので予備機材が一つあれば大丈夫そう。問題は登山のノウハウとバッテリー。登山技術については専門ガイドを招き、バッテリーはがんばってたくさんリュックに詰め込めばいいと、富士登山が決まりました。でも、まさかあんなにも酷い悪天候になるとは……。

富士登山生配信では悪天候のため8合目でやむなく下山。右が江頭さんで左が僕。下りがキツいと言われる富士登山。あの江頭さんも口数が少なくなっていました(写真は『エガちゃんねる革命』より)

花火のゲリラ豪雨。スカイダイビングでは巨大風船を割るほどの強風。そして、富士山では前も見えないほどの暴風雨。毎度毎度、一筋縄ではいかず、トラブルに遭遇しますが、むしろ、さまぁ~ずさんの教え、「台本を超えたときが一番面白い」の展開になった、とも言えます。

結果的にこの悪天候により、登山は8合目で断念して下山することに。登録者も目標にしていた250万人には届きませんでした。

それでも、12時間生配信という新しいチャレンジができ、「伝説は次に持ち越しだ」と新たな課題もでき、それはそれでいい結果だったと思います。

ただ、帰りのバスで大熊英司さん(元テレビ朝日アナウンサー)に、「リベンジ富士登山はいつします?」と聞いたら、相当しんどかったのか「もう絶対登らない!」と返ってきてしまいました(笑)。