民間の介護付き有料老人ホームは、要介護・要支援の人が介護を受けることを目的に入居する施設です。住宅型有料老人ホームで紹介した費用に加え、介護費用(1割負担)やオムツ代、医療費などが毎月必要。入居一時金は、安いところから高額なところまで幅広いのが特徴です。

認知症の人が共同生活を送る民間のグループホームでは、毎月、家賃・食費・共益費のほか、オムツ代などの生活費や介護費用(所得に応じて1割・2割・3割負担)がかかります。賃貸相場の高いエリアでは家賃も高めで、数十万円程度の敷金・預かり金が必要な場合も。

また、住宅系・施設系のどちらも、認知症の人の受け入れや看取りの有無といった条件は施設によってさまざまです。下の表にまとめたので、参考にしてみてください。

【表】主な高齢者向け施設・住宅の種類と費用・入居の目安 (表を拡大

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