「ほう、なるほど。だからわたし、特に昔は自分を褒めたり好きになる人を排除していた、そういう理屈があったのかしら」

「さやかさん」
「はい、ひでこさん」

「自己肯定感はね、自分で上げるしか、ないのよ」
「はい」

「断捨離をすれば、自分が大切にできるように、なる」
「ううう、保証はあるのかなー」

「さやかさん」
「はい!」

「人生に保証なんて一つもないのよ!やるかやらないか、それだけ!」

けっこうパンパン!な青木さん宅の冷蔵庫

巨匠!
そしてわたしは自宅冷蔵庫から断捨離をスタートしたのである。
続く。