松本潤　NHK大河ドラマ『どうする家康』クランクイン！　ナイーブで頼りない元康、愛知県で「どうする？！」からの撮影スタート

徳川家康像（写真提供◎AC）

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松本潤主演、徳川家康の生涯を新たな視点で描く、2023年1月より放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』。6月5日、物語の主な舞台のひとつ、愛知県内で主演・松本の撮影が開始されたとNHKが発表した。

収録は徳川家康と名乗る前、若き松平元康時代からスタート。写真は、仕えていた今川義元が桶狭間で討たれた後、織田家と今川家のどちらにつくべきかで元康が揺れるシーンだという。

出演が決まってから、1年半、所作や馬術などの稽古を重ねてきたという松本。初日からまさに「どうする？」と心揺さぶられるシーンからのスタートとなったことについては、

「なぜこんな重いシーンからなの？」と思うようなシーンでしたが、特に物語の前半、若き家康にとっては自分の思い通りにならないことばかり。憤り、悲しんで、悔しがる場面が続くと思います。家康が周囲からプレッシャーをかけられたり、サポートされたりしながら多様な人間関係を築いていったように、僕自身もこれから1年以上の撮影の中で、共演者の皆さんとの時間を重ねつつ、丁寧に作品をつくっていきたいと思います。

と語っている。

織田家と今川家のどちらにつくべきか、元康（松本潤）が揺れるシーン／大河ドラマ『どうする家康』（画像提供：NHK）

この1年、脚本家の古沢良太とリアルに家康が見た風景を訪ね歩き、伊賀越えも体感したという制作統括・磯智明は、作品についてこう語る。

家康が生きた証しを巡った体験や史料をもとに、古沢さんの発想力と想像力を通して生まれるのが、今回の徳川家康です。「コンフィデンスマンJP」っぽく言うと、こんな感じでしょうか。みなさんが知っている徳川家康が、真実とは限りません。「葵徳川三代」の家康が真実なのか？「青天を衝け」の家康が真実なのか？「真田丸」の家康が真実なのか？「どうする家康」の世界へようこそ！さあ、始まります！

松本演じる《ナイーブで頼りない元康》が、いかにして天下統一までの道のりを歩むのか。新たな『徳川家康』像を期待したい。