「お金を増やしたいなら、長い時間をかけた投資を考えるべき」とのことですが、はたして(イラスト提供:イラストAC)
円安や物価の上昇など、お金について不安さが増している昨今。野村総合研究所が行った2021年度の「生活者1万人アンケート調査」によると、投資を始める人や興味を持つ人が増加しているそうで、25歳~69歳の男女において、21.1%の人が「投資をしている」とされます。公認会計士で、お金についての著書を多数持つ金川顕教さんいわく「投資を考えるなら、まず複利の仕組みを知ったうえで、長い時間をかけたものを考えるべき」とのことで――。

まずは「複利」の仕組を理解する

効率的にお金を増やしていくうえでおさえておくべきは「複利」効果です。簡単にいうと、複利とは元本についた利息に対して、さらに利息がつくこと。

たとえば元金100万円を金利3%(年利)で1年間預けるとすると、1年後には103万円になります。3万円の利息を含めたこの103万円をさらに同じく金利3%で1年間預けるとすると、106万900円になります。

このように利息に利息がつく仕組が複利です。それに対して、利子を元金に組み入れない場合「単利」となります。