投資は余裕資金で行うのが鉄則!
複利は運用期間が長いほど、その効果を発揮します。
図は10万円を年利5%で30年間運用した場合に、単利と複利でどれほど差が出るかを示したグラフです。単利の場合、30年間で元利合計が25万円になるのに対して、複利だと約43万円。およそ1.7倍の差が出るという計算になります。
複利効果と併せて知っておきたいのが、「72の法則」です。これは現時点での資金が2 倍になる期間が簡単にわかる算式で、「72÷金利≒お金が2倍になる年数」というものです。
たとえば、金利4%でお金を運用した場合、何年で2倍になるかを知りたければ、「72÷ 4=18」となるので、およそ18年で2倍になるとわかります。
いずれにせよ、複利効果の恩恵を得るには、長期的な積立をしていくことが必要になります。ただし、どのような投資でもリスクがゼロというわけではありません。
あくまで投資は余裕資金で行うのが鉄則。なくなったら生活が立ちゆかない、というようなお金を使うのはNGです。