2)運動・体を動かしながら、脳を鍛えよう

単に体を動かすだけでなく、運動と同時に頭を使うことで、さらに脳が活性化するといいます。

「単純にできる計算などでは頭を使うことにはなりません。歩きながら100から7を引いていく、すれ違った車のナンバーの4つの数字を足し算するなど、ぼんやりしていると間違えてしまうような課題に取り組むのがコツです。ここでは、国立長寿医療研究センターで実際に認知症の予防に取り入れられている『コグニサイズ』を紹介しましょう」

コグニサイズの一例。一定のリズムで足踏みしながら、ステップを声に出して数える。

3の倍数に当たるステップで、声に出さずに手を叩く。

さまざまなアレンジが利くので、「3」以外の倍数でもチャレンジしてみよう。30分程度続けると、効果的