2375万円を小児患者の支援へ
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」と日本財団により設立された基金「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)の、第9弾の支援先が発表された。
現在、新型コロナウイルス感染症は流行の中心が若年層にシフトし、長期化するコロナ禍により、不安感を抱える子どもたちも多くいる。更に、小児がんなどで長期入院・治療を受けている子どもたちは、コロナ禍で保護者との面会さえも制限されるなど、心細い環境におかれているという。
今回集まった2375万円の支援金は、国立研究開発法人 国立成育医療研究センターにおくられ、「コロナ禍における、子ども・長期入院をしている小児患者の支援」に使われる。
具体的な内容としては、「オンライン面会システムの整備」「感染症対応機器」「専門家による子供の心のケアのためのメール相談対応」に使われるという。
《あなたのため》が《自分のため》になる、の言葉を胸に、「誰かにやさしくすることで自分も幸せになれる」、をコンセプトに2020年4月27日に開始された『LOVE POCKET FUND』。新型コロナウイルスの感染拡大の中、第一弾プロジェクトとして開始された、「新型コロナプロジェクト」は2022年3月31日をもって終了したが、「LOVE POCKET FUND」への寄付の受付は継続中だ。