まるで亡き母がリゾットから現れたかのごとく、大人な対応を始めた娘ちゃん(イラスト:タテノカズヒロ)
黒島結菜さんがヒロイン・比嘉暢子を演じるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時ほか)。沖縄本土復帰50年の今年、料理人の夢を追う暢子とそのきょうだいを中心に、家族の絆を描きます。7月18日から第15週に入った「ちむどんどん」ですが、今連載では、漫画家でイラストレーターのタテノカズヒロさんが過去の放映回から印象に残ったシーンとともにドラマを振り返ります。今回は第14週「渚の、魚てんぷら」について。

第14週「渚の、魚てんぷら」ふりかえり

沖縄から出て、東京・銀座の西洋料理店「アッラ・フォンターナ」に勤める暢子。房子(原田美枝子さん)と二ツ橋(高嶋政伸さん)(高ははしごだか)に見守られ、順調に料理人として成長しています。

一方、和彦(宮沢氷魚さん)と愛(飯豊まりえさん)の結婚が近づくある日、暢子は毎年娘とフォンターナを訪れる客・西郷(高木渉さん)が、再婚を考えている女性と来店するのを担当。年頃の娘(新井美羽さん)の反応が気になる中、房子が選んだ料理は…。

また県人会主催の沖縄相撲大会が開かれ、暢子は参加者のお弁当作りを任されることになります。抽選の結果、和彦と智(前田公輝さん)が対戦することに――といった内容が描かれました。

タテノさんの注目したポイントとは?