ソーシャルキャピタルとは??
そんな話を、長年の友人、東邦大学看護学部の福島富士子教授にした。
「さやかちゃん、それ、すごくいい話じゃない!」
「そうですかね。人との関わりがですね、あの不安な時間に物凄く助かったんですよ」
「ふむふむ」
「人との関わりや会話は、わたしにとって最重要だと。人と会えないコロナ禍で知ることになりましたよねえ」
「ソーシャルキャピタルだよね」
「聞いたことあります。簡単に言うと、どんなです?」
「社会の中での信頼関係や人間関係」
「はい」
「端的に言えば、信頼、お互い様、絆、が大切だよね、という話」
「信頼。お互い様。絆。なるほどなるほど」
「ロバートパットナムというアメリカの政治学者が2000年に書いた、孤独なボウリングという本、読んでみると面白いかも」
「富士子さん、それ簡単に読めます?」
「いや、大変」
「1人でボウリングやって寂しい、というお話ですかね?」
「はは。まあ簡単に言うと。地域の仲間たちと毎週ボウリングをする人達が減って個人でプレーする人が増えていった。それを研究テーマである社会関係資本の減少と結びつけて書いている本、面白いよ」
「だいぶわかったような気になりました」
「いやいや。読めば自分のものになるから。興味があれば、読める!」
「は、はい。検討します」
アフターコロナ。
からだへの向き合い方、人との関わり方が、少し変化しそうな予感がしています
青木さやかさんの公式HP
https://z0z0.jp/sayakaaoki/