あんなに結婚に反対してたのに、闇市の料理を食べた途端「即許可」した重子さん(イラスト:タテノカズヒロ)
黒島結菜さんがヒロイン・比嘉暢子を演じるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時ほか)。沖縄本土復帰50年の今年、料理人の夢を追う暢子とそのきょうだいを中心に、家族の絆を描きます。第19週に入った「ちむどんどん」ですが、本連載では、漫画家でイラストレーターのタテノカズヒロさんが過去の放映回から印象に残ったシーンとともにドラマを振り返ります。今回は第18週「しあわせのアンダンスー」について。

第18週「しあわせのアンダンスー」ふりかえり

沖縄から出て、東京・銀座の西洋料理店「アッラ・フォンターナ」に勤める暢子(黒島結菜さん)。房子(原田美枝子さん)と二ツ橋(髙嶋政伸さん)に見守られ、順調に料理人として成長していました。

その一方で、アッラ・フォンターナは権田(利重剛さん)率いる強面のスーツ集団に嫌がらせを受け続けていました。三郎(片岡鶴太郎さん)のおかげでようやく平和が訪れるも、房子と三郎の再会は果たせなかったこともあり、暢子は、大事な人を集めた披露宴をアッラ・フォンターナで行うことを決意。

重子(鈴木保奈美さん)からはまだ和彦(宮沢氷魚さん)との結婚を認めてもらっていない中、良子(川口春奈さん)が、妹の結婚のために動き出すことに――といった内容が描かれました。

タテノさんの注目したポイントとは?