上沼 やらへん、って言うてんのに。でも私は、そこにお姉ちゃんも入ると思ったわけです。

芦川 絶対入る! 何があっても変わらないと思う。

上沼 ありがとう。お母ちゃんも生きてたら、絶対に味方でいてくれたね。敵・味方って言い方はきついけど、年齢を重ねた時に、味方って何人おるのか。それが財産なんよね。

芦川 そうやね。

デビューした高校生の頃

上沼 この年になると、友人を見送ることもあるしね。年をとって、疎遠になって、今度会う時は葬式ですよ、なんてイヤなんよ。人生100年はイヤや言うたけど、お姉ちゃん、やっぱり長生きしてね。

芦川 元気に長生きできるかはわからへんけど。

上沼 大丈夫。お姉ちゃん、粗食やから。

芦川 あはは、それは言える。

上沼 死ぬまでに何回も会おうね。

芦川 ほんとに。お願いね。

上沼 若い時は、お姉ちゃんとこんな話するとは思わへんかったわ。

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