綾野剛、芳根京子、中川大志、岡崎紗絵、増田貴久、高橋克実、反町隆史らビクトリーチームの7人が揃って国立競技場でクランクアップを迎え、全ての撮影が終了した。5月のクランクインから約3ヵ月間、コロナや猛暑の中スポーツに向き合い撮影を重ねてきた出演者たち。最後のあいさつでは別れと達成感で涙するキャストも。
石井康晴監督から花束を渡された綾野は、スタッフや共演者に感謝を伝えるだけでなく、作品自体への想いも語った。
綾野「コロナ禍の中で番組をつくるということ、創作することが本当に難しくなっている中で、最後まで走り抜けたということが本当に奇跡だと思っております。
この何年間、それぞれが『エンタメは必要なのか』と問われた瞬間があったと思いますが、この番組とアスリートの皆様を通して、エンターテインメントの必要性をあらためて強く感じました。
この『オールドルーキー』という作品自体が持っている『主役性感度』。それをずっと照らし続け、呼吸を録り、アスリートを撮り続けた、スタッフの皆さんこそが主役です。その情熱と執念と想いあってこそ、今作でフィクションとノンフィクションの融合が叶い、まさにハイブリッドな形での新鮮な作品が出来上がったのだと自負しております。
スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。出演してくださいましたアスリートの皆様、心から感謝申し上げます。そして、キャストのみんな、愛してます! 皆様とオールドルーキーという名の青春の日々を過ごせたことを心から感謝しております!」