ビジュアル系メイクで、ロック魂が炸裂!
そこから一転、「咲いてロマンティカ」「ときめきのルンバ」など情熱的なラテンのリズムで彩られるコーナーでは会場じゅうのファンが体をゆらし、「限界突破×サバイバー」では、氷川さんのロック魂が炸裂!
その後、20周年ツアー限定グッズのTシャツにジーンズというリラックスした衣装に着替え、ラブバラード「Jewel」「冬のペガサス」をしっとりと。
最後の最後、ダブルアンコールは明るく元気の出るナンバー、「大丈夫」をふたたび熱唱。ファンの力強い合の手と手拍子が、武道館じゅうにこだましました!
2日目昼公演終了後の記者会見では、「歳の数だけ歌いたいなと半年前から考えていた」と氷川さん。42曲を完唱した気持ちを記者から聞かれて、「疲れますね。でも、あと1公演で最後だから、平気かな」と笑顔になりました。
20周年の実感は、「日々勉強で、あっという間に20年が過ぎました。22歳のまま時が止まっているような気がします」と感慨深げ。この20年間での思い出深いできごととしては、「20代のときは〈氷川きよし〉という名前についていくのが精一杯でした。忙しすぎて熱を出して、仕事に穴を開けてしまったことも。この失敗を繰り返したくないと思いました」。
記念イヤーの会見でも失敗を包み隠さず話す氷川さんの謙虚な姿勢に、頭が下がる思いになりました。
「七色の氷川きよしを表現したい」という公演中の発言通り、アンコール含め全43曲で、10種類もの衣装をまといました。演出や衣装にも自身のアイディアが反映されているそう。「これからも、曲にファッションを合わせたり、いろいろと表現していきたいですね」と意欲を見せます。
「40歳を過ぎましたし、今までに歌ってきた大切な曲はもちろん、自分も楽しめる、喜べる歌も歌いたいなと思います」
「これからも氷川きよしらしく、日々成長して変わっていきたい」との言葉で会見を締めくくりました。21年目の氷川さんから、ますます目が離せません!
氷川さんの誕生日である9月6日には、大阪城ホールで「氷川きよし デビュー20周年記念コンサート〜あなたがいるから〜」を開催予定。ファンの方にとっても、忘れがたい「お誕生日会」になることでしょう。