吉宗最初の夜伽相手役にHey！Say！JUMP 中島裕翔。8代将軍・吉宗は冨永愛。風間俊介・貫地谷しほり・片岡愛之助、ドラマ『大奥』主要キャスト発表

『大奥』【8代・徳川吉宗×水野祐之進編】の出演者たち

2023年1月放送開始予定のNHKドラマ10『大奥』【8代・徳川吉宗×水野祐之進編】の主要キャストが発表された。

8代将軍・吉宗に見初められ、将軍の最初の夜伽相手に選ばれる貧乏旗本の息子、水野祐之進役にHey！Say！JUMPの中島裕翔。男女逆転の謎に迫り、大奥や政治の改革に邁進する稀代の名君、8代将軍・徳川吉宗役に冨永愛。

大奥で仕えて10年経つ古参・杉下役に風間俊介。吉宗の幼なじみで、片腕的存在となる加納久通役には貫地谷しほり。大奥総取締で吉宗と対立する藤波役に片岡愛之助。

NHKドラマ10『大奥』は、3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした傑作コミック・よしながふみ作『大奥』を原作に、『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主直虎』などの森下佳子が脚本を手がける。

今回の発表で、吉宗に見初められる、武芸に秀で、眉目秀麗な心優しき青年《水野祐之進》を演じる中島さんは

「水野は見た目とは裏腹にいつも周りの人のことを考え、人の為に何かできないと考える心優しい青年。それが故になんでも自分で背負い込もうとする漢気を見せる部分もあります。そんな彼が生きる時代はある病が流行っているという今と似ているシチュエーション。現代にも通ずる点があると思いました。現代を生きる我々が抱える様々な悩みや不安。そこに勇気を持って立ち向かうような水野の姿をお届けできればと思います。」

とコメントを寄せた。

「質素倹約」を掲げ、様々な改革に乗り出す《徳川吉宗》を演じる冨永愛さんは

「約260年も続いた徳川の歴史は、日本の礎となっています。その壮大な歴史が、よしながふみさんにより、現代の私たちにとって、他人事とは思えない様々な問題を浮き彫りにした「大奥」となり、初めて拝読した時、大きく心を動かされました。そんな素晴らしい作品に出演させていただくことになり、大変光栄に思っております。さらに吉宗という歴史にもこの作品の中でも鍵となる名高い名君を演じることになり、心躍ると同時に身が引き締まる思いです。」

と語る。

「長年温められた企画とのことで、この「大奥」に携わらせていただけること、大変光栄です。将軍吉宗とは対立する藤波ですが、彼なりの正義があったと思います。しっかりと藤波を勤め上げ、作品に少しでも深みを加えられればと思っております。」

と敵役《藤波》を演じる片岡愛之助さんはコメントを寄せている。

奇妙な病のため男子の人口が女子の1/4にまで激減。女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになった。そんなパラレルワールドの江戸時代を舞台に、ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描き、話題となったコミック『大奥』。

『8代・徳川吉宗×水野祐之進編』では、男女逆転の謎に迫り、大奥や政治の改革に邁進する稀代の名君・吉宗が、すべての始まりである《奇病・赤面疱瘡》の撲滅に動き出す物語となる。