「時間がない毎日にさよなら」その1―「朝時間」を軽く

また、誰にでも平等に与えられている時間だからこそ、「今」=presentを大切にしたいものです。

「時間がない」と便利そうな家電にあれこれ手を出しがちですが、置き場所に困ったり、細かいパーツの管理が意外にめんどうだったりします。時間の使い方に正解はありませんが、1日をリズムよくめぐらせるために心がけたいポイントは次の通りです。

入浴後に洗濯機を回し、寝る前に物干しスタンドに吊るしてリビングへ出しておきます。朝は外に出すだけ。朝の家事を1 つ軽くすることができます(写真:『井田家の40年 暮らしとお金のありのまま』より)

1日のスタートを左右する「朝時間」には、家事や家族のケアなど何かとタスクが集中しがちです。

少しでも負担を軽くするために、前日のうちにできることを探してみましょう。例えば、

・洗濯は夜の入浴後にする

・子どもと天気予報を確認して、翌日の洋服を選んでおく

・朝食やお弁当のメニューをメモしておく

・ゴミを分別しておく

・お箸そろえ、新聞取り、ゴミ出しなど小さな家事も家族で分担しておく

など、ほんの少しの前日の心づもりが翌朝のゆとりを生み出します。