「時間がない毎日にさよなら」その2―6つの「基本時刻」を決める

友の会(月刊『婦人之友』愛読者の会)に入って間もない頃、「起床」「就寝」時刻を決めて自分で1日の枠をつくることを学びました。

『井田家の40年 暮らしとお金のありのまま』(著:井田典子/婦人之友社)

それまで、朝は必要に迫られて早起きしても、夜はつい遅くなりがちでしたが、11時就寝と決めれば睡眠時間を確保できるし、電気や冷暖房の光熱費も抑えられます。

中でも驚いたのは「朝食・昼食・夕食」という三度の食事以外に「朝仕事(朝の家事)終了時刻」を決めることでした。午前中、テレビをつけたままダラダラと家事をしないで、決めた時刻で終えれば、そこからは主婦も自由時間になるわけです。

いつのまにか「時間がない」のではなく「時間はつくるもの」と実感できるようになりました。