自分にとって重要度の低いものをあきらめる
お掃除能力同様、いくら望んでも手に入らない能力もある。人生のすべてをあきらめるのでなく、特定の分野だけ手放す、すべてを抱え込むのでなく、自分にとって重要度の低いものをあきらめるのです。
企業が採算のとれる事業を残し不採算事業を手放すようなものです。
企業は衰退する分野を今まで続けてきたのだから、将来は成長するかもしれないから、資本も人もつぎこんできたからと抱え込んでいると経営資源を消耗して衰退するように、人間も元気がなくなってしまいます。
得意でないことを抱え込んでいると疲れるだけでなく、自己評価が下がり、自己肯定感が下がっていきます。元気がなくなるのです。