また歌声が聞ける日を静かに待ちたい

演歌界、歌謡界を23年間にわたり、トップに立って盛り上げてきた氷川きよしさん。

事務所の後輩で、「演歌第7世代」といわれる一人、辰巳ゆうとさんは今年5月、休養に入ることが発表されたばかりの氷川さんから「『自分らしくね』『体が大事だから自分のペースで』などのアドバイスをもらっています」と明かしました。そのうえで、「氷川先輩は、おひとりで“時代”を築いて来た」と尊敬の言葉を口にしつつ、事務所やレコード会社の壁も超えて、同年代の歌手とコンサートをしたり、頻繁に共演したりしている「演歌第7世代」の一人として、「みんなで協力して時代を盛り上げていきたい」と語っていました。

辰巳ゆうとさんをはじめとする「演歌第7世代」や「演歌男子」と言われる歌手の皆さんのためにレールを作ったのも氷川きよしさん。本当にすごい人、すごい歌手なのです。

「限界突破×サバイバー」や、湯川れい子さんから勧められて初めて洋楽をカバーした「ボヘミアン・ラプソディ」など、新たな挑戦も含め、また氷川きよしさん、Kiinaさんの歌声が聞ける日を静かに待ちたいと思います。Kiinaさん、氷川きよしさん、ゆっくりしてくださいね。ひとまず、お疲れ様でした。

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