「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが出る


以前から演奏をしていると、猫が眠ったりという効果があったという。ただ、効果が注目されたのは飛行機内で喘息発作を起こした順天堂医大の医師が、たまたま機内の音楽プログラムにあったヒビノさんの曲を聴いて、症状が落ち着いたことだ。不思議に思った医師は帰国後にヒビノさんに連絡、共同研究をすることになったとか。

一般的なラジオ放送やCDなどは、440ヘルツに整えられている。この周波数は、交感神経がオンになり、この歌好き! とモチベーションがアップすることで、購買などにつながる効果があるからだ。しかし、交感神経がオンの状態ばかりだと、心身は休むことができない。

一方の528ヘルツは副交感神経が優位になる周波数で「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが出るという。リラックス効果があり、良質な睡眠に誘う。

このソルフェジオ周波数のもたらす良い効果は、研究者のレオナルド・G・ホロウイッツも提唱して話題になった。癒しの音楽として知られるグレゴリオ聖歌をはじめ、古くからある聖歌などにも含まれていることがわかっており、現在では海外を中心にヒーリングや治療にも取り入れられている。

品川教会が癒しの空間に