相手に麦茶をぶっかけるくらいの芯の強さを備えた矢野学生(イラスト:タテノカズヒロ)
福原遥さんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土、総合・午前8時ほか)。パイロットに憧れる主人公・岩倉舞が、大阪府東大阪市と長崎県の五島列島を舞台に「空」の世界を目指して奮闘する姿が描かれています。一方、本連載では、漫画家でイラストレーターのタテノカズヒロさんが過去の放映回から印象に残ったシーンとともにドラマを振り返ります。今回は第11週「笑顔のフライト」について。

第11週あらすじ

大河内(吉川晃司さん)の「なぜパイロットを目指したのかを思い出せ」という言葉が心には刺さっていた舞。遅れを取り戻そうと一人で訓練機に乗って飛ぶソロフライト訓練に出ます。

天候の変化で大河内から訓練の中止と、帯広空港への帰投を指示されるが、さらなる天候悪化により帯広空港への着陸が困難になり、釧路空港へと目的地を変更することに。

一人、不安にかられながら釧路を目指す舞でしたが、大河内の思わぬ行動に救われることになる。帯広フライト課程の最終審査に向けて、柏木(目黒蓮さん)や倫子(山崎紘菜さん)たちと励まし合い、審査に挑む舞でしたが――といった話が展開しました。

タテノさんが注目したポイントは?