着ていた服をソファーに置いてしまうことへの対策
つづいて、ソファーです。
片づけサポートで伺ったお宅でよく見かけるのは、取り込んだ洗濯物や外出で着るコート類で占領され、座れる面積が少なくなっているという光景です。3人掛けなのに1人しか座れない、もしくはソファーはものでいっぱいなので床に座っている、というご家庭もしばしば。
まず洗濯物ですが、以前の記事でもご紹介したとおり「ソファーに洗濯物を置く時間は30分以内」など、時間を決めることで置きっぱなしにせず、畳んで片づけるクセを付けるのがおすすめです。
コートなどの着ていた服をソファーについ置いてしまうことへの対策としては、玄関に服を掛ける仕組みを作りましょう……
と聞いて「玄関にポールハンガーやラックを設置済み」もしくは「壁にフックを付けてある」と考えた読者の方も多いのでは。
ただし、それらは、そのまま使える状態に今あるでしょうか? 既にほかのものが掛かってはいないでしょうか?
片づけにおいて、収納道具は「設置してある」こと以上に「使える状態にあるかどうか」という視点が非常に大切です。
そのうえで、まずチェックしたいのは薄手のコートなど季節外れのものがないか、という点。すぐに出番がないような服が掛かっていたなら、クローゼットなどに移動させましょう。