海外から学んだ着こなしのコツ

たとえば、シャツの袖。海外ブランドのものなどは、私には少し長めなことも多いのですが、ちょっとまくってカジュアルさを演出すると、ただそのまま着ているよりおしゃれな雰囲気に。

『85歳、「好きなこと」を続けるごきげん暮らし』(著:小畑滋子/大和書房)

ちなみに、袖のまくり方にはコツがあります。ただ二折りするだけだとカフスの部分が中に隠れてしまいますが、いったん大きく幅をとって折り、二折り目は半分だけ折り返すようにすると、カフスが見えて素敵なのです。ぜひやってみてください。

着こなしのコツは海外から学んでいるという小畑さん(写真提供:大和書房)

こうした着こなしのコツは、パリのマダムのおしゃれなどを特集した雑誌や本などで学びました。街角のスナップやモデルさんの着こなしから、載っている写真を隅々まで見たり読んだりして研究しています。

あちらの方々のおしゃれは、さすがですね。洋服の歴史の重みが、日本とは違います。いいなあ、素敵だなあと思いながら、まねできるところは取り入れています。