東京力車のメンバー(左から)白上一成さん、渡邉善央さん、田井裕一さん、石橋拓也さん
2月14日は、2(ふん)と14(とぉう・し)で「ふんどしの日」。一般社団法人日本ふんどし協会が制定し、日本記念日協会に正式認定された記念日だ。「バレンタインデー」と同じ日であることから、日本ふんどし協会は【愛する人にふんどしを贈る日】と推奨している。日本ふんどし協会が毎年、ふんどしの普及に貢献したプロフェッショナルを表彰する『ベストフンドシストアワード』。2022年の大賞は千原ジュニア。東京力車とパンサーの向井慧も受賞した。
受賞者である東京力車が、自身の経歴や意気込みを語った記事を再配信します。

 

現役俥夫が結成したユニット

活気を取り戻しつつある東京・浅草で、人力車で観光案内をする若者達がいる。人力車を引っ張る彼らは《俥夫》と呼ばれ、日本のおもてなし精神で多くの観光客を楽しませている。

現役俥夫が結成したユニットが《東京力車》だ。

彼らはエンタテインメントを通して日本の伝統文化、人力車を世界へアピールするために「ダンスボーカルユニット」としても活動しており、2017年7月にはフランス・パリで開催された「Japan Expo」、イギリス・ロンドンで開催された「HYPER JAPAN」にて海外ライブデビューを果たし、約1万人を動員した。

リリースしたCDは、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで2作連続1位(「ニビイロトーキョー~チャンチキおけさ~」2021年8月30日付、「天下御免の伊達男」2020年11月30日付)に。2021年9月には日本歌手協会最優秀新人賞を受賞、「和」を基調とした心を揺さぶるサウンドとアクロバティックなパフォーマンスで、国内外で「浅草人力車男子」として話題となっている。

メンバーの一人、白上一成さんは、今年故郷である滋賀県の「うますぎる栗東大使」に就任したばかり。

現在の活動や、人力車の魅力、浅草への思いなどをメンバーに聞いた。