旅を満喫したのち、空港での別れ際にその友人は、「宝くじの結果は火曜日の朝刊で発表されるので見てね」と言いました。何しろ初めてのことで、火曜日が待ち遠しくて。当日、新聞を開くまで、胸がドキドキでした。

「あれっ! 当たってる!」

1万円弱でしたが、4等に当たっていたのです。バンザーイ! 宝くじって本当に当たるんだ。驚きと嬉しさでいっぱいでした。

早速、友人たちと連絡を取り合うと、当たったのは私だけ。3人とも「すごいね!」と喜んでくれました。旅行の写真ができたら集まる約束をしていたので、その時の当選金は、北海道旅行の思い出を語り合うランチ代に。

それからというもの、出かけた時に近くに売り場を見つけると、宝くじを買うことが楽しみになりました。驚くことに、本当に宝くじの神様がおられるのかと思うほど、次々に当たるのです。

ロト6で50万円が当たったのを皮切りに63万円、38万円……。初めて買ったサマージャンボでは100万円。さらにスクラッチで3000円、1万円などもありました。売り場の方によると、「スクラッチでこの金額が当たるのはなかなか見ないのよ」とのこと。

今夏、北海道に帰省中、子どもや孫たちとともに立ち寄った空港の売り場で、スクラッチを10枚買いました。

家に帰って、中学生の孫がくじを削りたいと言うので渡したところ、「ばあちゃん、これあと1ヵ所絵柄が合うと10万だよ!」と興奮しています。娘が「そんなの当たるわけないでしょう」と言ったその時、「本当に当たってる!」と孫。

皆が口々に「おばあちゃんはいつもいつもどうして当たるんだろう?」と言いますが、私にもわからないのです。