「出る側」ではなく「創る側」へ

「鐘が鳴った」時はあくまで「鐘が鳴った」のであって、この先、あっちの業界へ進んで行こうかしら……とまで考えている方は意外と少ないように思う。

「鐘」は、ただ「私は、この世界でやり切った」という事実を告げる音色であり、天地神堂の巫女(最近、母が『太王四神記』に再度ハマり、ネトフリで毎晩見てる)のように、神のご託宣が鐘となり教えてくれた……みたいなことにはならない。

『こう見えて元タカラジェンヌです 遅れてきた社会人篇』(著:天真みちる/左右社)

タムドク様だったら教えて頂けたのであろうが、ワイには聞こえんかった。

ただ、私の場合は「出る側」ではなく「創る側」へ行こう、という想いがあった。

そして、そもそもイベントって、どうやって企画されどうやって運営されているのか? その仕組みを知りたいという想いもあった。