いまさら聞けない野球の疑問

ところで。

私が野球選手の元に嫁いで23年。
2人の息子の野球を見守り続けて10年あまり。なのにいまだに野球の詳しいことがほとんど分からない。フライの打球のいく先を追えない。球種の区別がイマイチわからない。ポジションの番号と背番号を混同して、選手交代のアナウンスがいまだに下手くそ。スコアも書けないので見方もわからない。
とにかく私は、野球がよくわからないまま今日に至っている女であることをを改めて申し上げておこう。

サポートすることと野球の知識は、必ずしも符合するものではない。
そんなことより、どうしたらこの泥汚れをスッキリ落とせるものかをひたすら考えて洗濯しているのだから。
いかに息子たちの体をデッカくできる献立にできるかを考えながら、今日もせっせと米を研ぐ毎日なのだから。

なので、いまさら誰にも聞けない野球の疑問を、今夜もじぃと胸に抱いて眠る、野球母・大神いずみ。
今日は恥を忍んで、世の中に問うてみたいと思います。

最初に息子をチームに入れた時から、とてもとても不思議だったことがある。それは、選手たちが試合を始める時に整列して発する言葉…。

「したっ!」もしくは
「しゃあー!」

…て何なんですか??なんの略なんでしょう?

選抜高校野球も始まり、改めて全国の名だたる強豪校が甲子園に集結している。試合の始まりと終わりに整列して互いのチームや審判団に挨拶をする。
その時も 発するのが
「…っだぁ!」
なんじゃそれ。

おそらくだがこれは「よろしくお願いします!」の超絶短縮バージョンなのではないかと思われる。え?だったら「よろ!」か「しまーす!」が正解なのではないか。何故「…っだあ!」なのか、なにを略したものなのか、お願いだから誰か私に答えて欲しいのだ。

高校野球の世界ではこれが常識であり、「そーゆーもの」で誰もが疑ったこともない挨拶だから、整列したらとりあえず「…っだあ!」。
相手への元々の意味などどうでもいい、と選手たちが思って言っているのだとしたら…。
私は球児のペッパーミルのジェスチャーを論じるより前に、まずはここからじゃないでしょうか、と思っていたりする。

こちらも長男が中1の時、世界大会に行った時のもの