薬の飲み合わせ

複数の薬を使用している場合、飲み合わせが悪いと十分な効果が得られなかったり、逆に効きすぎて体に悪影響を及ぼしたりすることがあります。

薬の種類ごとに、飲み合わせを詳細に記載しているサイトもありますので、参考にするとよいでしょう。

 

一緒に飲むことを避けたほうがよい薬と食品の組み合わせ 

食品やサプリメントの中にも薬との飲み合わせが悪いものがあります。以下に一例を挙げます。

・「ワルファリン(脳梗塞や心筋梗塞などの人に処方される、血を固まりにくくする効果のある薬)」と「納豆」、「青汁」、「クロレラ食品」

・「カルシウム拮抗薬(高血圧の薬の一種)」と「グレープフルーツ果汁」

・「風邪薬」と「アルコール」

・「眠気防止薬(カフェインを含み、眠気やだるさに効果を発揮する薬)」と「カフェインを含む飲料(コーヒーやいわゆるエナジードリンクなど)」

 

イメージ(写真提供:Photo AC)

 

薬の正しい保管方法

(1)子どもの手の届かないところに保管

子どもの誤飲を防ぐために、子どものすぐ手の届く場所に薬を保管・放置しないようにしましょう。

(2)湿気、日光、高温を避ける

薬は、湿気・光・熱によって影響を受けやすいため、湿度の高くない、直射日光の当たらない、高温にならない場所で保管しましょう。

(3)薬以外のものと区別

誤使用を避けるため、食品・農薬・殺虫剤・防虫剤などと一緒に保管しないようにしましょう。

(4)他の容器に入れ替えない

薬の種類や使い方が分からなくなり、誤使用によって事故を招く恐れがあります。

(5)古い薬は廃棄

使用期限を過ぎた薬は、分解や成分の変質によって本来の効果が得られなくなっている可能性があります。