役柄に対して意気込みを語る礼さん

「どんなことを大切に演じたいか?」という質問には、

「この制作発表会の歌稽古の際に、小池先生から『オランプは芯があって、寄り添うだけでなく強い部分がある』とお言葉をいただきまして。この時代のなかでたくましく生き抜いている女性です。礼さんの作り上げるロナンとともに生きていけるくらいのパワーをもって演じていきたい」と舞空さん。

歌唱力抜群な礼さん(写真撮影:本社・奥西義和)

対して、礼さんは、笑顔で語る。

「前回の『赤と黒』では大工の息子、そして今回は農夫の息子ということで(笑)。ブルジョワに対して強い思いを抱いている『雑草魂』を、パワーに変えていきたいと思っています」

激動の革命期を舞台にした、スペクタクル感あふれる傑作ミュージカルを、礼さんをはじめとする個性豊かな星組の面々がどう表現するのか。今から楽しみだ。

◆三井住友VISAカードシアター スペクタクル・ミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』は宝塚大劇場で6月2日から7月2日まで、東京宝塚劇場で7月22日から8月27日まで上演予定