紐解くためのアイデア

(1)もう少し情報を集めてみる

さて、大阪やたこ焼きについて調べる前に、少し情報を整理してみましょう。そもそも、たこ焼きっていつ頃にできたものなのでしょうか?

『「ドラゴン桜」式クイズで学ぶ東大思考 なぜブルーベリー農家は東京に多いのか?』(著:宇野仙・西岡壱誠/星海社)

なんとなく歴史がありそうに感じる人もいるでしょうが、実はなんと、たこ焼きは昭和初期に誕生したのです! 1933年ごろに、大阪の屋台で作られたのが最初だという説があります。

当時はラジオ焼きという名前で、具にすじ肉を使ったものが流行っていたそうなのですが、その具の中身をタコに替えたのが始まりなのだそうです。

これを踏まえて、もう少し詳しく調べてみましょう。

(2)大阪について考えてみる

大阪やたこ焼きについて、もう少し詳しく調べてみましょう。まず、大阪といえばどんなイメージがあるでしょうか?

・商人の街であり、古くは天下の台所として栄えた
・阪神工業地帯があり、中小規模の町工場がたくさんある
・「くいだおれ」という言葉があるくらい、食に対してお金を掛ける文化がある

といった感じでしょうか。

食文化が発達しやすい地域だったというのは、一つ今回の問いを解く上で重要なポイントかもしれませんね。