私が差し出した以上のもの

ほかの読者の方からは

「とても辛く、悲しい毎日を送ってきました。でもそんな経験も、誰かの気持ちをわかるための財産になる、ということにこの本で気づかされた」

といった言葉もいただきました。

常々、人の意見・感想とは、その人の「器量」を表しているように感じています。なので、器量が大きい人ほど、私が差し出した以上のものを受け取ってくれるのかもしれません。

ブログや書籍を通じて、読者の方々の器量の大きさから教えられることもとても多く、今さらながら「誰かに育ててもらっている」と感じています。それもまた、ブログや本で発信を始めた私にとって想定外となる嬉しい出来事でした。


71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活』(著:紫苑/大和書房)

71歳、ひとりシニア。子どもたちが結婚してから60代で都内に小さな中古住宅を買った紫苑さん。フリーで仕事をしていたため、年金はわずか月5万円と、お金はないけれども不安はないし、今が一番幸せ。あるものを工夫する豊かで楽しい日々をご紹介。