お弁当作りはまだまだ終わらない

この春まで、長男の幼稚園の時からずっと、平日の5日と土日の週7、息子たち2人へのエンドレスなお弁当作りが続いていた。
夢の中でも翌日のお弁当のことを考えていた生活が、次男の中学進学を機に、本当に夢のようにサクッと終わった。
今次男の学校のお昼は給食で、朝はランチョンマットとお箸セットと水筒を持たせるだけでいいという、いまだ毎朝拍子抜けが止まらない日々である。
お弁当作りはそれなりに苦しくも頑張り甲斐があったような気もするが、改めて給食のありがたみの方が勝る今日この頃…。
我が家の冷蔵庫には長男の時以来久々に給食メニュー表が貼られるようになり、次男は毎日楽しみにその表を眺めている。

それでも。
週末の野球にはお弁当や補食が必要なので、わたしのお弁当作りはまだまだ終わらない。
というわけで、この時期はお弁当が傷まないようにする工夫が欠かせないのだ。

お弁当が傷む条件…気温が20度から37度のとき最も菌が繁殖しやすいという。
いまは滅菌シートなど便利なものはあるが、基本的には保冷剤を使って食べ物の温度が上がるのを防ぐしかない。
息子達が小学校に入って蓋を上手に開けられるようになったころには、最初から高い温度で入れられるスープジャーや保温弁当が強い味方になった。朝、熱々の状態で詰めれば、4、5時間後でもあったかいくらいの美味しいお弁当。これは傷み防止に最適!!…と思っていたのだが、この「あったかい」加減が湿度とあいまってとても難しく、実は完璧ではないらしい。状態によっては、熱々なはずの料理も思わぬ菌が発生して傷むことがあると聞いたことがある。

おかずはしっかり冷まして入れるのが基本だが、
冷ましたおかずが気温で温くなる時が一番怪しい。あったかいごはんの保温も、チャーハンや味付きごはんは要注意である。
うう。一体どうすればいいというのだ。

次男小学校最後お弁当メニューは焼肉弁当。長男のときも同じメニューだったことに気づく