悪玉菌が腸内環境を乱すこともある

代表的な歯周病菌には「ポルフィロモナス・ジンジバリス菌(Pg菌)」、虫歯菌には「ミュータンス菌」があり、どちらも悪玉菌といわれるものです。

これまでPg菌のような口内の悪玉菌は、唾液と一緒に飲み込んでも胃酸で死滅すると考えられていました。

しかし、近年では、歯茎に加えて消化管から侵入してくるルートが存在することもわかってきました

大量のPg菌を飲み込むと、実際には一部が生き残って、腸まで到達する場合があるので、その悪玉菌が腸内環境を乱し、様々な病気を引き起こすことに繋がると考えられています。

※本稿は、『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。

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