離婚調停は「不成立」で終了に

夫の離婚の希望に対して、妻は夫の不貞行為を非難し、離婚は断固として拒否します。

『幸福な離婚-家庭裁判所の調停現場から』(著:鮎川潤/中央公論新社)

 

調停とは話し合いで合意をめざすものです。したがって相手が強く拒否し、話し合いに応じなかったり、あまりにも両者の主張が大きくかけ離れていて妥協の余地がないと考えられる場合、話し合いは不調で、不成立ということで調停は終了します。

夫婦関係(離婚)の調停は、「不成立」で終了しました。

しかし、話し合いが不調なのでどうしようもないと言って放棄してしまうことができない種類の事件があります。これは、「養育費」や「婚姻費用分担」――「婚姻費用」または「婚費」と略称で呼ばれています――などです。