青春時代の自分に言いたいことは?

また、劇中では「SWEET MEMORIES」(松田聖子)や「ダンシング・ヒーロー」(荻野目洋子)、「センチメンタル・ジャーニー」(松本伊代)など1980年代に流行った歌が多数登場する。

それにちなみ、取材陣が出演者の一番好きな歌を聞くと、花總は、松田聖子の曲をよく聞いていたと話し、瀬奈はサザンオールスターズが好きだが、カラオケで必ず歌うのは「翼の折れたエンジェル」(中村あゆみ)であることを明かした。

馬場園は、カラオケで「桃色吐息」(高橋真梨子)をよく歌うといい、小林はDREAMS COME TRUEが好きだった学生時代の話を披露。佐藤は、いろいろな年齢層に合わせて、テレサ・テンからadoまで歌えるように頑張っているとのこと。

また、今回の作品が青春時代と現代を行き来するということで、青春時代(過去)の自分に言いたいことを聞かれる一幕も。

花總は「大人になると、いろいろなことを考えて『言うのやめておこう』と、周りを気にする目が生まれていると思います。でも、青春時代ってそういうしがらみがないので、精一杯いい汗流して〈青春〉を満喫してほしい」と話すと、会場でもうなずきが。

続いて瀬奈は、「宝塚時代の自分には『そんなに生き急がなくていいよ』って言ってあげたいですね。やることに追われて、自分のやりたいことが後回しだったので、もう少し肩の力を抜いてもいいんじゃないかなと。でもそれが青春だった部分もありますが…その分、今ならではの〈青春〉を謳歌しています」とタカラジェンヌとして活躍した当時を振り返った。

小林は、NHK連続テレビ小説『おしん』(1983~84年)で主人公・おしんを演じていた頃のことを話した。「私、10代の頃はおしんだったんですよね(笑)。でも、その後の学生生活は充実していて、部活やったり、お友達と遊びに行ったり、青春は謳歌できたと思います。ただ、その頃の私に言いたいのは、40年経つとヒョウ柄(今回演じるみどりの衣装)を着るようになるよっていう(笑)。10代の頃は、貧しい・苦しいみたいなイメージが強かったと思いますが、それから解放されて、こんなはっちゃけた役もできるようになるんだよ、って教えてあげたいですね」と、当時を思い出している様子。

佐藤は「私はもう一択です。酒は呑むな。お酒呑んでいなかったら、結構お金も溜まってるぞ」と言い切り、会場の笑いを誘った。