節約生活は不安を安心に、我慢を楽しみに変えてくれた

(4)節約は無理したり、我慢しなくても楽しんでできると分かった

美味しい食事と工夫に富んだリフォームなど、自分が心弾むことから始めたので、お金を遣わなくても楽しい生活ができると分かり、節約に付きものの無理や我慢から解放されました。節約すること自体を楽しめばいいと気づいたので、無理なくお金が残ります。

(5)将来と死への不安がなくなった

これまでいつも不安が道連れでした。そのためどんな風に最期を迎えるのかという心配が常に頭の片隅にありました。その不安をごまかすために高価なものを買ったり、余計なものを買ったりもしていました。「買う」という行為にはどこか不安が隠れているのかもしれません。その不安がなくなり、あまり先のことを考えずに、今の自分の足元に集中できるようになりました。

その後もメリットは増えるばかりです! 節約は辛いものでも惨めなものでもなく、「生活を心地良く生きるための活動」として実践していくことで、毎日の喜びに気づくようになります。

節約生活がもたらしてくれた恩恵は、この5つに収まりません。

節約メリットは日々更新されます。お金の考え方を変えれば、不安がなくなり、未来が楽しみになる。

そんな「お金が教えてくれた生活のヒント」を積み重ねることで、「今がいちばん」と思えるようになったのです。

※本稿は、『72歳ひとり暮らし、「年金月5万」が教えてくれたお金との向き合いかた40』(マガジンハウス)の一部を再編集したものです。


72歳ひとり暮らし、「年金月5万」が教えてくれたお金との向き合いかた40』(著:紫苑/マガジンハウス)

シングルマザー×フリーランスという不安の掛け算の中、お金に振り回されて生きてきた人生が「最高の今」に変わった理由とは?
年金月5万で暮らす紫苑さんが節約する上で学んだ「自分を本当に幸せにしてくれるお金の知恵、工夫、考え方」を40の言葉とともにお伝えします。