好きなんだからしょうがないし、我慢しない

売りもの、自作問わず、アタシがバッグ好きなのは家族をはじめ仲のいいお友だちなら皆知っている。「いいな」って思ったら欲しくなっちゃって、いてもたってもいられない。箱から出してなくてそのままにしてあるのがいくつあることか……数えるのが恐ろしいですよ(笑)。

娘と歩いていても、ショーウインドウに飾ってあるバッグが少しでも気になるとすぐに見に行っちゃって、その度に娘に叱られる(笑)。

「好きなものは好き」と言葉にしておくことが大事よね(写真:『70歳、すっぴん人生』より)

でもね、アタシの道楽っていったらこれくらいなんだからいいでしょ! って言い返すんですよ。「好きなものは好き」と言葉にしておくことが大事よね。

ちなみにこだわりのバッグブランドがあるってわけではないんですけど、エルメスや、シャネルはやっぱりいいと思ってしまう。ヴィトンはちょっと若い人向けになったかな。

先日、美川憲一さんとお会いしたとき、アタシが着ていた服を見て「ナオコにぴったりのバッグがあるからあげるわ」って。

買ったばかりで一度も使っていないバッグが目の前に……アタシがバッグを好きだっていうことをご存じなのでいつも気にかけてくださっていることに恐縮しつつ、しっかりいただきました(笑)。

やっぱり日ごろから、好きなものは口に出しておくことですよ。言葉には「言霊(ことだま)」があり、発した言葉通りの結果をもたらすなんていいますしね。