「メンテが大変では?」に対する大工さんの答え

「築50年以上」と知って、「古い家ではメンテが大変でしょう。たくさんお金がかかるでしょうに、どうするの?」と言われることがしばしば。

実際、これについては私も心配で、手すりのリフォームや床下収納を作ってくれる都度、その大工さんに相談していました。

するとどうでしょう。

「この家は在来工法だから、それほど心配はないよ」。

などと、みなさん声を揃えておっしゃる。

大工さんに聞いた限り、「在来工法」とは柱と梁で枠を作り、後で壁を配置するといった工法で、比較的自由度が高く、建物の修復や再生もしやすい建て方のようです。

それに対し、最近の家はというと「ツーバイフォー」という工法が多く採用されているとのことでした。こちらは仕様が決まっている木材を使うもので、安く早くできるけれど、自由度が低くリフォームもしにくい、といった短所があるそうです。