”ジャンガジャンガポーズ”は今も鉄板

世の中にはやばい奴が多い

今回が雑誌で初の連載で、喫茶店に通いつつ必死にネタを絞りだしていたとのこと。始まる前に5本分のストックを用意して挑み、1年半が経つ最後の最後でラスト1つを使い切ったそう。本当にギリギリだったと笑いつつも、「(自分のような若手が)締め切りを破るわけにはいかない」と、1回も締め切りに遅れることなく、連載を走り抜けたことを明かした。

また、内容は全て実話だということを強調。というのも、同様のエピソードをテレビ局の人に話してみたところ、「盛ってませんか」と疑いの目を向けられてしまったからだとか。

「僕、見た目が冴えないといいますか、芸人ではキモキャラで(芸を)やったりしていたので、普通の人では遭遇しないような、なかなかひどい目に遭っているんですよ」と言い、「だからこそ、普通の人では体験しないようなことについて、この本を読むことで疑似経験してみてほしい。世の中にはやばい奴が多いって分かる(笑)。」とポジティブにまとめた。

また、今年1月に一般女性と結婚を発表し話題になったが、エッセイではその部分についても触れている。タイトルには「ちょっと不運なほうが楽しい」とあるが、結婚後、家に帰って今日あった出来事を話せるだけでも、充実して楽しいと話した。

「今までは、滑った日には一人で抱え込んで時間(が過ぎること)で何とかしていたんですけど、相手に話して『そうなんだ』って言ってもらえるだけで、意外とスッと消えるんですよね」と幸せオーラを滲ませた。