3回目のお節介
こんなお節介もした。他県で1人暮らしの、80歳近い姉に用があって電話をした時だ。何回かけても繋がらないので、遠方に住んでいる姉の息子と相談し、姉宅の地域の交番に依頼。家の内外を調べてくださったが見つからず……。
その後判明したところによると、姉は近くの温泉宿で開かれた同窓会に参加していて、携帯電話は別の部屋に置きっぱなしだったそうだ。
ある年の大雨の日のこと、例の友人がまたしても電話に出ない。こんな時のために、彼女の地区の民生委員の連絡先を調べていたので、見回りをお願いした。なんと部屋で転倒して大腿骨を骨折し、何時間も動けない状態だったらしい。救急車で運ばれ入院、手術を受け、今は遠方の親戚宅のそばの施設におられるそう。
2回のお節介では迷惑をかけたが、3回目のお節介は役に立てたと自負している。